むちうち｜やわらぎ治療院-大分駅北口徒歩5分の鍼灸院

むちうちの鍼灸施術について説明します。

～首や背中の痛みはどのような感じですか？～

首のむちうちは頸椎捻挫や外傷性頚部症候群とも言われ、交通事故等により
頭部が強く振られ、首（頸部）に過剰な伸展が加わることにより、
頸部の組織や神経が傷つくことで発症します。

交通事故等により頸部に違和感が生じた場合は、まずは整形外科を受診し、
頸椎や脊髄といった中心部にまで損傷がおよんでいないか医師に
診てもらってください。
症状が重い場合は、麻痺や歩行障害などより重い後遺症が
残ることもあります。

～鍼灸施術が対象となるむちうち～

頸椎や脊髄を傷めておらず、病院での加療が終了してもまだ頸部の違和感が
残る場合は鍼灸治療の対象です。

具体的な症状としては、主に頸部の痛みや違和感です。

頭部を左右に動かす（回旋）と十分に首が回らず痛みがあったり、
頸部がいつも凝ったような感じがしたり、それにより頭痛が出たりもします。

これらの症状の原因は、頸部が過剰に伸展されたことにより、
頸部周辺の筋の一部が痙攣（攣縮）したことによるものと考えられます。
特に、図で白矢印で示している、頸部後面の頭板状筋、頭半棘筋、
僧帽筋といった筋を傷めているようです。

～むちうちの鍼灸施術方法～

当院では、このように攣縮した筋に直接鍼をすることで筋の緊張を取り除き、
症状を改善させています。
むちうちの鍼治療では、傷めた筋線維に的確に鍼を当てないと効果が出ない
ため、鍼の刺す方向に工夫が必要です。

むちうち症状は交通事故だけでなく、「不意に棚に頭をぶつけた」、
「頭部にものが落ちてきた」といったことでも生じます。
お気軽に電話でご相談ください。

解剖図は、BIODIGITAL HUMANの画像を使用しています。
https://human.biodigital.com

**この記事の掲載開始：2024‎年‎5‎月‎15‎日
**更新・加筆修正：XXXX年‎X月‎X‎日